働き方改革

http://www.kantei.go.jp/jp/headline/ichiokusoukatsuyaku/hatarakikata.html

安倍さんのネーミングセンスはイマイチだと思う

安倍さんの政策自体に反対ではないし,良くやっているなぁと思う.
でも,一国のリーダーとしてかけている資質の一つとしてネーミングセンスがあると思う.
安倍さん本人のアイデアである必要はないので,もっと専門家を巧く使えば良いのにと思う.
例えば,”一億総活躍社会”.このワードは書くだけで気分が悪くなります.
まず,出だしの”一億総xx”というところから駄目です.戦中派ではないし,今が戦後だというのも時代錯誤でしょうが,歴史くらい知っています.この出だしのワードが戦時中に街角に並んでいるシーンを記録映像で良く見かけます.
挙句,”総活躍”です.”活躍できない”事情を持っている人への配慮が全くありません.

もっと多様性を尊重する世界観を目指そうというようなキャッチフレースであれば,GDP600兆円のいくばくかの貢献になったような気がします.

で,”働きかた改革”.これも酷いです.”改革”することが目的化しているかのようなワードですが,”改革”は手段であって目的ではないです.
“どういう働き方を目指すのか?”が分かるようなワードでなければ,次の番組で紹介されていたような,国の政策に迎合しているとなにかお金が落ちてくるかも?とか,人手不足の解決の糸口になるかも?って考える経営者やオーバーヘッド業務の人達が現場を苦しめる図式を日本国中に撒き散らします.

この番組で取り上げられている改革は改悪だとおもった

日経のテレビ番組は良く出来ているので,割りと見ています.
この番組の取り上げ方自体は正確に各企業の残業時間削減に向けた取り組みを紹介しています.
番組が悪いわけではなくて,紹介されている企業がやっていることが悪いです.無目的です.
生産性を挙げて,単位時間あたりの成果を沢山増やそう,一定の成果を上げた人はその時間内に仕事止めて,プライベートな時間を有意義に使おうというのが正しいのではないでしょうか?
この番組に出てくる企業の方々には生産性vs成果という,至極当然な図式が全く頭にないようです.
挙句,”国の政策に乗りましょう”であるとか,新卒の人材獲得に有利だから,という全く長期的な展望のない”働き改革”は早晩破綻します.外部条件が変わればそれに迎合せざるを得ないことになります.

アライアンスという関係

正解かどうかは分かりませんが,

この本に書いてある内容は説得力があります.
個人対企業という図式ではなく,”個人企業”と”企業”のアライアンス関係が今後の雇用関係のリファレンスになると主張しています.
普通に仕事をしていると,一定のサービス・物品・技術を提供する企業が,その成果を利用する企業から対価を得るというのは自然な図式です.
今後AIとか進展してくると,誰でもできるような単なる役務・業務を提供するだけでは対価は得られなくなります.
B2Cというビジネスモデルは,日用雑貨品・食品以外には成り立たなくなるような気がします.B2Bというか,何かを提供するからその対価が得られるという図式が,規模を小さくしていくようになるように思えます.
この図式で考えると,提供する側がどれだけ時間を掛けるかは,提供する側が考える話になるので,残業という概念自体がなくなります.
私には,そういう世界の方が健全だし,妥当だし,やりがいがあるように感じます.
単に時間というKPIだけで生産性を図る不毛な世界は,売り手市場の就職戦線が終わりを告げると,あぁそんなこともあったね.っていう一過性のものに終わってしまうのは,かなり残念ではあります.
そうこうしている内に,機械(AI)に仕事を奪われる(というかそもそも人間がやるべき生産的な仕事をしていない)人が沢山でてきて,(過去のインデックスになると思いますが)失業率が向上するように予想したります.

美女と野獣

http://eiga.com/movie/83472/gallery/2/

TOHOシネマズ渋谷で観ました.
前回の”カフェ・ソサイエティ”の中断事件@新宿で,TOHOはちょっと・・とか思ったりはしましたが,会社の福利厚生サービスで1,300円で済むし,渋谷だと交通費がバス代(定期代に含まれる)と井の頭線だけなので,暫くはこのコースでいこうかな?とか思っています.

エマ・ワトソンはやはりカワイイ

ということで,何を観ようかなと少し悩みましたが,流行り物でもあるので,”美女と野獣”
2017年のアメリカ映画.言わずもがなのディズニー映画.原題はそのままで”Beauty and the Beast”(とはいえ,なぜBeastにはTheが付くのか日本人には謎)
正直エマ・ワトソンを観に行きました.
美人さんですねぇ.でもやはりハリーポッターの印象が強いです.
美人さんになればなるほど,正月に久しぶりにあった親戚の女の子が綺麗な女性になって現れた感があります.
”レオン”に出ていたナタリー・ポートマンも小さい頃から綺麗な女の子でしたが,もう映画の中での存在感は子役の域を出ていますが,なんかエマ・ワトソンはまだ子役が大人になった”だけ”?という感じかも知れません.

エマ・トンプソン

観ていて,ポッド婦人役の声がエマ・トンプソン??って思っていたら,当たりでした.
ちと,ビックリ.
ディズニー映画って何気にこういう配役をしてくるから楽しいです.

ポッド婦人役というと

1991年のアニメ映画.LDを持っていました,今はDVDにコピーして持っています.子供と良く観たので,今回のバージョンでも殆どの曲は一緒に歌えます.

こちらの1991年のアニメだと,ジェシカ・フレッチャー(吹き替えは森光子)がポッド婦人役をやっていました.
「ジェシカおばさんの事件簿」に出ている人です.
主題歌はやはりこの人の歌ったバージョンが良かったです.巧い下手でいうと今回の方が巧いのかなぁとは思いますが,ジェシカ・フレッチャーの歌は良く言うと枯れているというか,専門家っぽさがなくて,かと言って下手でもない,絶妙に琴線に触れるバージョンです.
今回のバージョンで主題歌がお気に入りになったら是非こちらもトライしてみて下さい.

素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店

http://eiga.com/movie/83818/gallery/

良い映画でした

2015年のオランダ映画(ん~オランダ映画は初めて?).原題は”De Surprise”.セリフが英語とオランダ語が混じっているが英語を聴いたあと,オランダ語ってドイツ語訛の英語?(あるいは英語訛のドイツ語?)と思ってします.英語だときっと”The Surprise”なんでしょうね.
自然体な感じで,ストーリーが展開していきますが,織り込まれているエピソード自体はなにか現実離れしています.オランダの大富豪がなぜか感情を無くしていてるのに,お父さんが亡くなった喪失感から?か自殺願望が芽生えます.
自殺を助けてくれる会社を見つけて,そこに依頼していると,その会社である女性に出会い恋に落ちる,その女性は実はその会社の人.自殺幇助する会社の割には家族経営な会社.
う~ん,行き当たりばったりに作ったんではないだろうか?このストーリー.
小山薫堂も解説のところで言っていたが,何故か観ていて気にならない.まぁ,映画や小説はこういう少し現実離れしたところがないといけないし,それをどこまで観客に違和感なく魅せるかが勝負なのだから,よく出来た映画ということになるのかな?と思います.
ところで,画面のスイッチが頻繁.特に会話しているシーンのスイッチが頻繁.小津安二郎っぽい.
上の写真のシーンは,途中ストップモーションになるけど,女優さんのカーディガンの裾だけが,ストップモーションと関係なく風にたなびいたりしてる.
なにげに実は絵的にこだわった映画なのかも知れません.
上の写真についていうと,何故か”傘のフレームが太い”というのがとても気になってしまいました.悪い意味ではなくて,いい意味・印象で.でもなんでこんなことが気になるのか,自分自身が不思議です.

女優さんの話

http://dayslikemosaic.hateblo.jp/entry/2017/02/22/190000

決して美人さんではないが,カワイイ.セクシー.
とはいえ,なんにかいやらしいセクシーさではなく,所謂セクシー女優さんとは違って,浮世離れ感がある.
ダンスシーンの音楽がタンゴのせいかも知れない.

羊と鋼の森

久しぶりに小説を読む

読書は続けてはいるものの,あんまり感想を書かなくなりましたね.
何故でしょうか?あんまり分からないです.
仕事が忙しいせいですかね?
こうやって日曜日の朝にまとめて書いているわけですから・・
ということで,暫くビジネス書とか数学の本の本ばかりでしたが,久しぶりの小説でした.
2016年の本屋大賞受賞作.この賞を取る本は割りと外れないですね.

いい感じの文体

最初,あぁ村上春樹二世かぁ・・・という印象でしたが,読み進むとちょっと違うなぁと思い始めました.
上手く表現できないですが,ラビリンス感というのかなぁ(そんな言葉ない?)が,村上春樹の方が深い感じ.この本の作者宮下奈都さんの文体は,表面的には村上春樹と同じような感じの浮揚感があるけど,ストーリー自体が現実味がある感覚が強いような気がしました.
良い小説って基本的になにか没入感が,さっと頭の中に浮かんできます.そういう意味(上手さ)という意味では村上春樹に通じる部分があるように感じます.
ということなので,読みやすいし,ストーリーに入り込めて,”羊と鋼”の森をさまようことができます.

音楽の取り上げ方

あと好感度が高かったのは,やはり音楽の取り上げ方だと思います.
音楽に対する認識が私に近いような気がします.音楽ってメロティ・ハーモニー・リズムが三要素だみたいなことが,教科書に書いてありますが,私の感覚だと,”音”そのものです.
主人公が学校の講堂(体育館?)である調律師の”音”を聴いて打ちのめされる・感動して,自身が調律師を目指す決心をする,というのは文体の説得力以外に,なにか価値観の共有みたいなものがあります.
全体にそういう音楽に対する感覚の共有みたいな体験のできる読書経験でした.

ところで,こういう話題になると,その感覚がかなり乖離している人がいます.
そう,悪名高い”La La Land””セッション”の監督デイミアン・チャゼルさんです.
”La La Land”ではJazzこそが崇高な音楽で,人生を掛けるべき唯一の音楽で,他は大したことないぜとディスる感覚.
”セッション”は,音楽は鍛錬を積んだスーパー職人が奏でる”労作・マスターピース”が素晴らしい的な感覚.
”セッション”の価値観は,まぁそういう側面もあるかなぁ?とは思いますが,”La La Land”に至っては全く感覚が合いません.
と,話題が完全にそれていますが,どうしてもこの監督の映画だけは許せないわけでした.
とは言え,まぁよく出来た映画なので,きっと次回作も観て,また腹を立てるんだろうなぁと予想する次第でした.

そういう怒りを忘れたい方の読書は,こちらから.

老いるということ

http://eiga.com/movie/83793/gallery/2/

自殺願望があるわけでもないが,どんなに医療技術が進化しても,永遠に生きたいとはやはり思わない.
多分何百年も生きると流石に地球や宇宙にも飽きるだろう.
まったく人間の機能(記憶力とか)が劣化しないなら,無限に楽しみ続けることができるかとも思えるが,今度は老いる楽しみが無くなる.
老いる・劣化することが悪いことだとはあまり思わない.
なんていうことを2本続けて感じた映画でした.
二本ともW座での放送.長友啓典の不在が悲しい.

グランドフィナーレ

2015年のイタリア・フランス・スイス・イギリス合作.原題は”Youth”.直球なタイトルです.
リタイヤ(ラストシーンではステージに戻るが)した音楽家(指揮者?)を中心に養老院(でしょうか?)でのエピソードが連なる感じでストーリーが進行します.
一番印象に残ったのは,牧場で牛達の鳴き声や,カウベルの音を使って,音楽家が指揮をするシーン.
きっと凄い音楽家だったんだろうなぁ.と過去で書いてしまいます.

Mr.ホームズ 名探偵最後の事件

http://eiga.com/movie/81863/gallery/4/

2015年のイギリス・アメリカ合作映画.原題は”Mr. Holmes”.
”「ロード・オブ・ザ・リング」「X-MEN」シリーズのイアン・マッケランが・・”という紹介のされ方をするようだが,「X-MEN」は見たことがないし観る気もない(笑).確かに「ロード・オブ・ザ・リング」に出演していたかも知れません.そちらも老人役立ったような記憶があります.
過去に名探偵として活躍した老人の話.”死”や”衰え”を”恐れ”として捉えているという訳でもないように感じた.
真田広之が出てきて,広島の原爆のエピソードがかなり強引に入ってくる.”死”というテーマと関連づくのかも知れないが,なんか納得感がないし描写が中途半端.”山椒”が象徴するものが何かを理解出来なかった.なんだろう?
というのが私的にはマイナスなポイントではあったが,自身が50歳というターニングポイントにいることになるので,こういうテーマの映画は興味深いというのは事実です.

出向して一月経ちました

http://www.lifeatwalsh.com/2015/04/time-to-work/

そんなには辛くないです

仕事が変わるのは大変なことですが,実感としてそういう感覚を覚えることが多いです.
なにか一仕事終わるたびに,”俺ってこんなに生産性低かったんだっけ?”と呆れ返ることが良くあります.
とはいえ,今までの研究所の仕事だとどれだけ儲かったか?で評価されないくて,なにが評価基準なのかかなり曖昧なまま来ました.
今の職場は普通のソフト会社なので,価値基準がお金という明確な指標になったことはありがたいと思います.
昔友人と飲んだときに,研究所という職場の価値基準について話たときに,かなり呆れらたことを思い出します.今の職場のような判りやすいインデックスで評価されるというのは重要なんだろうなぁと思います(まだ,だれからも評価されてませんが).

それほど代わり映えしない仕事

とはいえ,やっている仕事がそれほど変わったかというとそんなこともないです.
前の職場でも開発のコストの見積もりやプロジェクトマネージメントみたいな仕事をしていたんですから,求人票に書かれるような仕事内容の分類としては多分同類な感じがします.
職場のメンバも以前仕事でお付き合いしていた方々や,OBだったりするわけですから,そういう意味でも新鮮さはないかなぁと思っております.
価値基準だけが変わりました.これは良いことです.

システムが変わるのが結構つらい

とはいえ,”こんなに生産性低いんだっけ?”という感想を持つ原因は,ひとことでいうと”慣れない”ということになります.
なにに慣れないというかというと,会社のシステムと人間関係(というか役割分担)が分かっていないということに起因しているのだと思います.
会社のネットワーク(物理的な)とかセキュリティとかは違うので普通に仕事してても戸惑う.クリックする先が404になるとか当たり前な世界ですが,それは前の会社も同じ.どこが404になるのか知っていることが重要なので,サボれるポイントをちゃんとつかむためにまずは勉強かなっと.
 会計システムのかなり違うし,経理システムもお金を前面に出したシステムになっていて結構とまどう.
 経理とか前の会社でも知ってはいたけど,”利益率”という考え方は研究所にはないので,実はまだ良く分かっていない.
 オフィスの空調がイケてないのは,まぁ,前からなので良いですが,何故か床から風が吹き上がっているのが,イケてない.咳がでます.
人間関係で,だれか特定の嫌な人が居るという訳ではないです.むしろ研究所の人の方がアクが強いので,そういう意味ではストレスがないのですが,だれがどんなスキルセットやミッションを持っているのか分かっていないというのは,やはりかなりのハンデになるんだなぁというのが実感です.
こういうことが分かっていると仕事の効率がとても上がるんだなぁと思いました.

といいながらなんか変えたい

前の職場でも,色々変えたいなぁとか不遜に思っていました.
 やっぱりお金っていうとえげつないですが,ビジネスになるようにするっていうのは,トライしてみたい.
 特にNW系のお仕事は色んな意味で停滞しているので,ちょっとしたことでも良いので,何かが変わったということにできるとイイなぁと思っているわけでした.
 何を変えようとしているかは・・・ヒ・ミ・ツ・

名もなき復讐~2017年のGWな映画(6)~

http://eiga.com/movie/84712/gallery/2/

GW最後の映画

2015年の韓国映画.原題というか英語の題名は”The Lost Choices”.ハングルだと読めないですが,英語の題名の方が日本語のお”名もなき復讐”よりはましかも知れません.
GW最後の映画です.GWは4月29日から今日(5月7日)までの10日間ありましたから,6本しか観てないというのがちとイケてません.
本当は,カフェ・ソサエティが追加になるはずでしたが,TOHOシネマズさんのチョンボのおかげで一本損しました.
映画代の節約にはなりましたが・・・

ストーリーが分かりにくかった

一気には観れない映画でした.
ストーリーが救われないので観ていられない.主人公の女性がトコトン不幸になっていきます.女性にとってレイプってかなり辛いことなんだろうとは思う(男性なので実感できたり・理解できるわけではないですが・・・)んですが,そこからスタートして殺人鬼になり,レイプ犯に射殺される.ラストシーンでは脳死判定が来週でて,そのレイプ犯に臓器移植されてしまうが・・・なんか,そこまで不幸にしなくてもと,脚本を書いた人のサディズムを感じてしまいます.
ということでストーリー自体は良く出来ているような気がします.邦画でも観ることがあるような気がします.登場する役者さんも同じモンゴリアンな顔の方ばかりなので,親近感もあります.でも,女優さんの顔が綺麗過ぎる.眉毛が整いすぎている.整形しているんでは?とか週刊文春のようなことを思ってしまい,ストーリーに没入することが出来ませんでした.
良いストーリーなので,ハリウッドとかリメイクするともっとスカッとした映画に仕上げることもできたかも知れません.その代わり,レイプの犯罪性を訴える要素はなくなっちゃうような気もしますが・・・

海よりもまだ深く~2017年GWな映画(5)~

http://eiga.com/movie/83901/gallery/

色々ツイてない

2017年のGWは,天候にも恵まれて良い休日を過ごしています.
娘が浪人しているということもあり,家族でお出かけということはないですが,平穏な日々です.
とはいえ,
4日は鳥の糞が電線から右肩を直撃.帰宅後洗濯.
5日は楽しみにしていたウッディ・アレンの映画が,劇場で途中停止.
は~~
なんかこの映画に出てくる阿部寛のような感じです.無精髭を剃ってませんしね.

本題の映画

2016年の日本映画.是枝裕和の監督作品で,樹木希林,阿部寛,真木よう子と鉄壁の配役です.
これでわるい映画なわけがありません.
相変わらず,是枝裕和の映画は家族がテーマ.
昔,樹木希林と真木よう子を般若(菩薩?能面だったっけ?)と書いた記憶があるが,まぁあっているなぁと再確認.
小山薫堂は,是枝裕和の映画ではこの映画が一番良かったと言っていたが,”誰も知らない”が,私的には一番新鮮だったかもしれない.
ドラマがありそうで,ない,という独特な語り口と,印象的なセリフ.
日本映画ってこういう感じが好きです.

マネーモンスター~2017年GWな映画(4)~

http://eiga.com/movie/84481/gallery/4/

小山薫堂には受けなかった

2016年のアメリカ映画.原題はそのままで”Money Monster”
W座で放送されていたのを録画して観ました.小山薫堂には受けが悪い映画のようでしたが,私はOKな映画でした.
ジョディ・フォスター監督,ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツが共演.絵に描いたようなハリウッド映画です.
ハリウッド映画っぽさが前面に出ている感が小山薫堂には合わなかったのかも知れませんが,私にはそれが気にならなかったということだとは思います.
”ジュリア・ロバーツの役はジョディ・フォスターが演ればよかったのに・・”という彼のコメントは,あぁなるほどとは思いましたが・・・

ハリウッド映画のコテコテでなにもテーマのない映画だと流石に私も苦手ではありますが・・

気に入ったところ

テレビ番組の司会者が株で失敗した若者に,番組本番中に拉致されるお話なんですが,要は株価が戻ればよいんだろうということを考えた司会者(ジョージ・クルーニー)は,俺の命を助けたければ,株を買え!と番組視聴者に訴えますが,株価は結局下がってしまう.
シニカルというか,株価で解決しようとする司会者も強欲な感じがしますが,観ていた(投資家)視聴者もきっと上がると踏んで売りに出ているわけですから,まぁなんとも強欲なことです.
犯人を逆に拉致して,株価が不当に下がった会社の経営者の講演会場まで移動する道すがら,通りの人たちから”ウォールストリート占拠の再現?”とかの声援がかかります.サブプライムローンの破綻から始まった金融恐慌って経済的なインパクト以外に,監督のジョディ・フォスターにとっても,人間の強欲さを印象付ける事件だったのかも知れません.
振り返って日本でも,バブル景気に浮かれていた80年代90年代から一気に弾けて,低迷していますが,底から脱却する力強さがないのもある意味,極端な人間の強欲さに直面することを避けているようなマインドがあるような気がします.
ってなことを考えるとこの映画の製作会社がソニーだというのも皮肉な話かもしれません.(あるいはグローバル経済の金字塔?)