団地~エグミのある役者さん達のファンタジー~

大阪弁っていいよねぇ

熊本出身で,大学を卒業するまで,住んだところといえば,熊本,鹿児島,(記憶にないけど)宮崎しか住んだことがありません.
就職してから東京に住んでいるんですが,九州人特に熊本人は,相手が熊本弁でしゃべらないと,敢えて熊本弁は使わない(使えない)ようです.
こちらに来てから,初対面の人と標準語で喋っていますが,相手が熊本出身者だと分かってもなお,お互いに標準語で喋り続ける民族のようです.
でも,方言のカタルシスの能力(治癒力?)は結構快感があります.”つかれた”を標準語で言うのと,熊本弁でいうのでは,自分を癒やす力が段違いです.就職して仕事を始めたせいもあるかも知れませんがストレスが溜まってくると,なぜこのストレスがなくならないんだろう?と不思議に思っていましたが,どうも方言の治癒力を失ったというのも一つの要因だったようです.
ということで,この映画の大阪弁です.
そういう治癒力に溢れています.そんなに大して聖人君子が出て来るわけでもなく,北野武の映画のように悪人が出て来るわけでもないですが,まぁ普通によくいる一般のちょいワルな登場人物ばかりですが,大阪弁の治癒力が全く悪印象を与えません.
むしろ,標準語で喋る(エイリアン役の)斎藤工の方が,なにか悪人というか一癖ありそうだと,警戒しながらストーリーを追うことになりました.

コメディなファンタジー


ストーリーがこの映画に似ているんですね.やっと思い出しました.
まぁ,ロボットみたいなのは出てこない(斎藤工がロボットっぽいですが)し,当然役者は普通に英語を喋って,関西弁ではないので,違いはあるけど,ストーリーというか設定はかなり酷似.
まぁ,とはいえ,岸部一徳が団地の床下倉庫に隠れたり,エイリアンのために漢方薬を作ったりはしないので,単に似ているって言い出すと,きりがないですが.
最初は,なんかまったりした大阪の生活感のあるコメディ映画かなぁと思って観ていると実はファンタジーだったというのは,なんか意外性があって,ちょっとニンマリしてしまいます.

オーバー・フェンス~蒼井優・オダギリジョーのささいな狂気~


このキャストだと外れない

2016年の日本映画.山下敦弘という人の監督作品だそうだが,映画.comで調べた範囲だと,この作品が初めて観る作品になるようです.
オダギリジョーが主演かな?,蒼井優がこういう役をやると無敵ですね.
オダギリジョーも蒼井優も,現世感がないというか,なにかこの世で生きている人という感じがしない.
前にも書いたかも知れないけど,蒼井優は狂気の入った女性,偏った観方だとは思うけど女性って本性として狂気を持っているような気がしますが,そういう男性からは計り知れない”狂気”的なものを,この世の境界で演じることのできる稀有な女優さんな気がします.
オダギリジョーもそういう境界にいる人ですね.この世と,この世と違う世界との境界にいる感じがします.

ストーリーが印象的

たぶん,ストーリーが良いのだと思いました.原作は,


の本の短編になります.まだ読んでいる最中なので,映画のストーリーとの違いは分からないですが,映画の方は,東京で真面目に働き子供も生まれたサラリーマン(オダギリジョー)が,奥さんの育児ノイローゼをきっかけ故郷に戻り,失業手当てをもらうために職業訓練校にはいるという設定.
そこで,鳥の求愛行動を真似るのが巧い,少し変わった女性(蒼井優)と出会い.恋愛するようになる.
職業訓練校では,人生経験も様々な人達が集うなか,なにかギクシャクした人間関係が進行していきます.
オダギリジョーが若い生徒との飲み会で,”お前らはこれからどんどんつまらない時間を過ごすことになる”と凄むシーンがとても印象的でした.
ある年齢を超えると,学生時代よりも効率的に学習したり知識を得たりすることの出来るノウハウや,時間を無駄にできないという切迫感から,さらに効率的な時間を過ごすことができるようになりますが,一方で学生時代のような”ワクワク感”とは疎遠になってしまいます.
そういう感覚をとても上手く表現していたなぁと思います.
ラストでオダギリジョーがオーバー・フェンスするのは,単なる爽快感というよりは,なにか中年の閉塞感との対比なのかなぁと思ったりもします.

TOO YOUNG TO DIE ~宮藤官九郎の落語的ななにか~


宮藤官九郎ワールド

2016年の日本映画.新宿のTOHOシネマで予約していたはずだったが,公開当時に観光バスの事故があって,公開が延期になって,観ることが出来なかった記憶がある.
というわけで,WoWoWで録画して改めて観る.宮藤官九郎ワールド全開です.好きな人にはオススメですし,嫌いな人はダメでしょうね.
私は割りと好きです.

宮藤官九郎は落語好き?


この印象があるせいでしょうか?観ていてなぜか,落語的なストーリーだなぁと思ってしまいます.
大学生の頃に何故か親父が落語のカセットテープを大量に購入しました.こういう行動は結局オレに遺伝していることがよく分かる.LP棚・CD棚・雑誌棚を眺める度にそう思う.
人間の「生き死」や「輪廻転生」とか仏教的な内容は落語のテーマにも多い.が,なんか”節回し”(映画・演劇の場合”ストーリー展開”かも?)が落語的な感じがする.
あまりフィットしている落語ネタを調べてみても出てこないが,「品川心中」・「らくだ」とかの印象が強いせいかも知れない.

ロック・オペラ?

ストーリーは割りと落語的(勝手な思い込みかも?)ではあるものの,音楽は割と良い.

この人が出て来るだけで,もうちょっと現世感から離脱できます.存在感が凄いです(かなりチョイ役ですが).あとはCharとか野村義男とか,宮藤官九郎ってギターフリーク?っていう感じの脇役の揃え方です.
タイトル曲も,なんか中高生が文化祭用に作曲した?って思わせるようなチープ感があり,中途半端にキャッチーで映画に合っているなぁと思う次第でした.

さよなら歌舞伎町

概要

2014年の日本映画,​染谷将太,前田敦子が出演.
前田敦子の演技は印象が薄いが,​染谷将太は存在感がある.これまでに観た映画が前田敦子の場合,

だったし, というせいかも知れません.

エッチなシーンが多い映画

歌舞伎町っていうと,危ない街(日本なので大したことないですが)という印象がありますが,今の歌舞伎町は一頃よりかなり綺麗にかつ安全になってような気がします.
そもそも,そんなに変な店に行かないですから・・・雰囲気の問題かも?
でも,今でも適度にいかがわしさが残っていて,実は嫌いな街ではなかったりします.最寄りが西武新宿駅というのもあるかも知れません.
ってな感じなので,確かに今でも性風俗の店がありますが,別に特段多いという感じもしません.
この映画だと,そういう性風俗のサービスを結構リアルに映像化しています.
中高生にはオカズによいのかも知れませんが,中高年が家族と一緒に観るのは,少し胆力が必要かも知れません.
数シーン早送りしました.

内容と感想

ちょっとした群像劇.こういう構造の映画は好きです.
基本単位は男女のカップルの組み合わせ,一見普通のよくあるカップル(前田敦子,染谷将太),時効を待っているカップル,韓国から来日しているカップル,警察官同士で不倫しているカップル,が登場します.
これらのカップルが,染谷将太の勤務する歌舞伎町の安ホテルを舞台に,微妙な絡み方をしつつ,物語を構成していきます.
ロバート・アルトマンの映画に,セックスシーンを分団にふりかけた映画とも言えるかも知れません.

リップヴァンウインクルの花嫁~女優達と岩井俊二~

リップヴァンウィンクルの花嫁
黒木華

​岩井俊二の映画は,なんか独特のテイストがあるので,好き嫌いが別れるような気がする.
女性が主役という映画ばかり(?)な気もするし,視点が女性的なのではないだろうか?(男性なので女性的という感覚が実は理解できてないけど).
正直にいうと岩井俊二の映画はどうも苦手な感じがする.基本絵が綺麗過ぎるし,時々アクセントをつけるためか,ビデオ映像の粗い画像を混ぜたりするが,却って観辛い.
ストーリーが思春期の中学生の妄想的というか,青臭いというか,そんな感じがある.
まぁ,どの点も好きな人は,こういうのが良いということになるんでしょが,僕には肌が合わないという感じでしょうかね.

リップヴァンウインクルの花嫁

2016年の日本映画.”リップヴァンウインクル”って知りませんでしたが,Wikipediaによると西洋版の浦島太郎物語の主人公のようです.
まぁ,なんといっても黒木華なのである.そんなに美人さんではないですが,なんか憎めない善人キャラが出来るし,とても演技が巧い人だなぁと思う.

cocco
cocco

coccoさんっていう人もこの映画で初めて知りました.歌い手さんなんですね.でもAV女優役というのはなんとなくハマり役なのではないでしょうか?
ラスト近くにでてくるcoccoさんの母親のリリぃも良い演技でした.2016年去年亡くなった方だなぁと思いながら観てしまいました.
この映画は比較的ちゃんと観ることができました.

4月物語

松たか子@四月物語
松たか子

一時間ちょっとの短編映画でした.
やっぱり苦手な作品.観ていて気恥ずかしい感じがしてしまう.

リリイ・シュシュのすべて

2時間30分の拷問でした(笑).
思春期の子どもたちの残酷さを,こんなに退屈に描くことのできる映画ってなかなかないです.
教室で嘔吐するシーンも,レイプされて髪を丸めてしまった女の子も,各々は残酷さというか,鬼気迫る感覚を演出するはずなのかも知れませんが,途中途中に入るネットの書き込みと思しき画面に表示されるテキストが,あまり良い効果を生み出していないようで,ストーリーに没入出来ません.
かなり眠かったし,多分あくびの回数の最多賞の映画になります.
ここまで悪口書いて,amazonのリンクもないものですが・・・

花とアリス


蒼井優と鈴木杏が出ているだけで,締まった映画になりますね.
岩井俊二独特のフォーカスの甘い映像がやはり気に入りませんが,”リリィ・シュシュのすべて”にあった思春期の生々しさが少し薄まっているような感もあり,こちらの方はまだ観たなぁという感じがします.
そうは言いながらも,やはり,ある種の少女漫画的な世界観はあり,やはり何か”青臭い”というか,感じが残ります.

テイスト・映像の感覚は”リップヴァンウインクルの花嫁”と似ていますが,”リップヴァンウインクルの花嫁”には所謂子供が出てこない(黒木華の演じた役は微妙に子供っぽさがありましたが)ので,”青臭い”が気にならなかったのかも知れません.
ストーリーも大人の話ですしね.



ということで,岩井俊二さんシリーズは一端終了です.
どうもこの映画監督さんとは上手く付き合うのは難しいかも知れません.

光~美しいものと奪われるもの~

http://eiga.com/movie/85908/gallery/

2017年の日本・フランス・ドイツ合作.大泉Tジョイシネマで観る.
会社の福利厚生でチケットを安く手に入れたのに,駐車券をカウンターでチェックしてもらうのを忘れたので,駐車場代が\1,000を支払うことになってしまい.少し凹みながら帰ってきました.

とても良い映画でした

いいですね.河瀬直美.素晴らしい.

こちらを以前観ましたが,これも良い作品でした.
監督の性別を云々するのは少し間違っているかもしれないけれど,ある種の美意識と,女性的な優しさが共生している感じがします.

テーマがいいです

”光”を失った人,失いつつある人と,失う可能性のない人の交流を描いています.
なにか重要なもの(光)を失う,失いつつある人と,失う可能性のない人の交流とも言えます.
私自身,50歳代という人生の折り返し点を迎えて,いろいろなことを失いつつある人になりつつ,失い可能性のない人と仕事を共にしています.
もっと上の世代の人(失った人)とも仕事しています.
今なにを失う覚悟をしているのか?
”失う”という言葉の意味を理解できる良い作品でした.

アップシーンが多いです

光を失いつつある人の目線.目線ではないかも知れませんが,
なにかそういったものを意識しているせいか,アップのシーンが多いです.
最初は情報量が多いなぁと思いながら観ていましたが,永瀬正敏の役柄もあり段々と感情移入できます.
彼が,なんにか取り憑かれたように二眼カメラのファインダーに目を凝らすシーンを観客に追体験させる意図があるのかも知れません.
そういう意味でも感情移入ができます.

字幕付きなのも好印象

日本語の映画なので,別に要らないとは,まぁ思いましたし,ハンディキャップのある人のための演出とも思ったりしました.
全体の作品に良い印象をもったせいか,これも最後には納得感がありました.
光を失った人だけではなく,音を失った人にも向けた映画なんだよというメッセージと理解していたりします.

ってな感じなので,多分今年のベスト1な映画になりました.(多分,後半年あるので・・)

海よりもまだ深く~2017年GWな映画(5)~

http://eiga.com/movie/83901/gallery/

色々ツイてない

2017年のGWは,天候にも恵まれて良い休日を過ごしています.
娘が浪人しているということもあり,家族でお出かけということはないですが,平穏な日々です.
とはいえ,
4日は鳥の糞が電線から右肩を直撃.帰宅後洗濯.
5日は楽しみにしていたウッディ・アレンの映画が,劇場で途中停止.
は~~
なんかこの映画に出てくる阿部寛のような感じです.無精髭を剃ってませんしね.

本題の映画

2016年の日本映画.是枝裕和の監督作品で,樹木希林,阿部寛,真木よう子と鉄壁の配役です.
これでわるい映画なわけがありません.
相変わらず,是枝裕和の映画は家族がテーマ.
昔,樹木希林と真木よう子を般若(菩薩?能面だったっけ?)と書いた記憶があるが,まぁあっているなぁと再確認.
小山薫堂は,是枝裕和の映画ではこの映画が一番良かったと言っていたが,”誰も知らない”が,私的には一番新鮮だったかもしれない.
ドラマがありそうで,ない,という独特な語り口と,印象的なセリフ.
日本映画ってこういう感じが好きです.

映画:起終点駅 ターミナル

http://eiga.com/movie/81020/gallery/

2015年の日本映画.

尾野真千子の背徳

http://eiga.com/movie/81020/gallery/7/

以前もどっかでおんなじようなことを書いているかもしれないけど,尾野真千子の背徳感が半端ないなぁと,この映画を観て確認したのかも知れない.
朝ドラ”カーネーション”で不倫(とはいえもう旦那は死んでいたが・・)のエピーソードとかあったが,朝から濃い話だなぁとか結構印象に残っていた.
なんか,どうもこういうトラウマがありつつ,なにか心に闇を持っていながら,独特なバイタリティというか,生命可感のある女性を演じさせるとこの女優さんの右にでるとは居ないのかも知れない.

本田翼の謎

http://eiga.com/movie/81020/gallery/4/

CMとかでよく見る女優さんで,あまり印象に残っている人でもなかった.美人さんですが,色がないという感じ.
この映画だと,”お兄さんが同級生を妊娠させてしまい,同級生を実家に連れてきたので,実家をでたが,漢字もろくに読めないので,風俗で働いていた”ってな凄惨な物語をこの色のない女優さんが淡々と語ると,ちょっとドキッとする.
謎な女優さんです.

佐藤浩市って

http://eiga.com/movie/81020/gallery/3/

なぜか,三國連太郎さんの息子さんという印象がなくらない.
もうそんなことを思ってみる人はかなり少ないとは思うが.
三國連太郎さんも良い俳優さんでした.”釣りバカ日誌”まで出なくても良かったのに・・・とかは思いますが.
佐藤浩一も結構歳を取ったせいか・・最近老け役が多いです・・・段々お父さんと近い立ち位置になってきているかも知れません.それでも僕世代でも三國連太郎さんはもっと老け役が専門だったので,佐藤浩一はまだ今のところ中年〜老年のちょうど会社をリタイアするかも的な時期の男性を演じることが多いですね.

ストーリはネタバレなので,役者さんの印象を中心に買いてみました.お買いものはしたからどうぞ.

映画とかドラマとか.

http://maru-movie.com/

ロック・ザ・カスバ!

http://eiga.com/movie/84843/gallery/
2015年の米国映画.原題は”Rock the Kasbah”とそのまま.「レインマン」のバリー・レビンソン監督作品とのことだが,そもそも「レインマン」をそんなにいい映画だと思っていなかったので,フォローしていなかった.
ビル・マーレイは良い役者さんだなぁ.最初に観たのは「ゴースト・バスターズ」だったけど,その時はコメディアン出身のちょっとひねた役者という程度の印象しかなかったですが,この映画とか,以前観た「ヴィンセントが教えてくれたこと」とかは,結構好きな映画になりました.
ブルース・ウィリスも結構いい年のおっさんになりました.最初に観たのは「ダイ・ハード」.この映画もカッコイイです.
というわけで,おっさんたちが渋い!映画でした.
でも,本当に実話なのかな?イスラム教徒の女性がテレビで歌うことのタブーさ加減が分からないので,ちょっとそのあたりの感覚が噛み合わなかったかも知れません.

ビューティー・インサイド

http://eiga.com/movie/83328/gallery/
2015年の韓国映画.原題は”The Beauty Inside”.定冠詞を除くとそのまま.
韓国映画を久しぶりに観る.多分,上野樹里が出ているので録画したのだろう.
韓国の女優さんってキレイですね.上野樹里と日本語・韓国語でのベッドシーンはちょっとドキドキしました.
韓国映画って一括りにしちゃうと正しくないような気がしますが.どうも観た範囲だと大河ドラマ系と,この映画のようなファンタジーもの2種類なのかなぁという感じがします.
どっちにしても,少しサービス精神が強すぎるような気がする.観ていて疲れるというか,う~~ん,そんなに大げさにしなくても?とか思ってしまいます.好きな人は好きらしいですが,なんかフルオケをバックに歌う演歌を120分聞かされ続ける感がありました.

稲垣家の喪主

http://www.cinra.net/news/20170210-inagakike

珍しく,日本のドラマ.娘が予約録画している大河ドラマを横目で見る以外は,あまりテレビドラマを観ていないのだが,なんとなく役者がよさげだったので,予約録画して観る.
WoWOWのドラマ.広末涼子,森山未來.
基本子供って嫌いな人なんですが,子役の子がかわいい(笑).ただ子役で泣かせようとするドラマは嫌いです.「パーフェクト・ワールド」とか極悪映画だと思いました.このドラマでも(あがり症を恥じていた)子役の子が,「おばさんの弔事は僕が読む!」っていうところで,ちとうるっとしてしまう自分が可愛かったりしました.
このドラマを観る前日に「ビューティー・インサイド」を観たんですが,日本のドラマというか映画は,韓国ものとかなりテイストが違うなぁ.出て来る役者が実に淡々としている.韓国映画だって出て来る人がハリウッド映画みたいに大げさな演技をしているわけではないんですが,広末涼子なんておばさん丸出しだし,森山未來はいつも冷えピタを頭に貼り付けている売れない漫画家役.癖はあるけど,日本人的には”あるある”って感じの人が,特段なにか大きなイベントをこなすとか,運命に抗うような行動を取るわけでもなく.実に淡々としているなぁという感じがします.
小津安二郎とかからの伝統なのかなぁ?ワビサビと通じるのかなぁ?でも黒澤映画とかだとまた違うしねぇ.とか色々考えてしまいます.

殿,利息でござる!

http://eiga.com/movie/82435/

2016年の日本映画.「武士の家計簿」で知られる歴史家・磯田道史による評伝「無私の日本人」に収録されている一編「穀田屋十三郎」を映画化したものとのこと.
阿部サダヲ,松田龍平.松田龍平の存在感がいいなぁ.

La La Land

渋谷のTOHOシネマズで観る.
この映画をディスると,友達が減りそうなので,多くは書かないですが,最悪.この監督の作品は基本感性が合わないのだということがよく分かったなぁ.