光~美しいものと奪われるもの~

http://eiga.com/movie/85908/gallery/

2017年の日本・フランス・ドイツ合作.大泉Tジョイシネマで観る.
会社の福利厚生でチケットを安く手に入れたのに,駐車券をカウンターでチェックしてもらうのを忘れたので,駐車場代が\1,000を支払うことになってしまい.少し凹みながら帰ってきました.

とても良い映画でした

いいですね.河瀬直美.素晴らしい.

こちらを以前観ましたが,これも良い作品でした.
監督の性別を云々するのは少し間違っているかもしれないけれど,ある種の美意識と,女性的な優しさが共生している感じがします.

テーマがいいです

”光”を失った人,失いつつある人と,失う可能性のない人の交流を描いています.
なにか重要なもの(光)を失う,失いつつある人と,失う可能性のない人の交流とも言えます.
私自身,50歳代という人生の折り返し点を迎えて,いろいろなことを失いつつある人になりつつ,失い可能性のない人と仕事を共にしています.
もっと上の世代の人(失った人)とも仕事しています.
今なにを失う覚悟をしているのか?
”失う”という言葉の意味を理解できる良い作品でした.

アップシーンが多いです

光を失いつつある人の目線.目線ではないかも知れませんが,
なにかそういったものを意識しているせいか,アップのシーンが多いです.
最初は情報量が多いなぁと思いながら観ていましたが,永瀬正敏の役柄もあり段々と感情移入できます.
彼が,なんにか取り憑かれたように二眼カメラのファインダーに目を凝らすシーンを観客に追体験させる意図があるのかも知れません.
そういう意味でも感情移入ができます.

字幕付きなのも好印象

日本語の映画なので,別に要らないとは,まぁ思いましたし,ハンディキャップのある人のための演出とも思ったりしました.
全体の作品に良い印象をもったせいか,これも最後には納得感がありました.
光を失った人だけではなく,音を失った人にも向けた映画なんだよというメッセージと理解していたりします.

ってな感じなので,多分今年のベスト1な映画になりました.(多分,後半年あるので・・)

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