ビジョナリー・カンパニー~歴史は繰り返すのか?~

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この画像にした理由はビジョナリー・カンパニーの良い例としてディスニーが挙げられていたからです.

久しぶりのビジネス書

よく出来た本だと思いました.
ビジネス書で良い本って,

  • 明確なテーマ(この本の場合,100年以上続いてある規模を維持しつづけた企業の特性はなにか?)があること
  • その分析手法が明確に記載されていて
  • その結論がある程度納得感・説得力がある.

ということになるような気がします.
最後の点は少し異論もありますが,基本的には正しいと思いました.

結論の中でなるほどなぁと思ったのは,

  • 「時を告げるのではなく,時計を作る」企業である.
    (組織化・永続化させる仕組み化に成功した企業がビジョナリー・カンパニー)
  • 「ORの抑圧」を跳ね除け,「AND才能」を持つ
    (”どれか”ではなく,”どちらも”ある程度できる選択をする企業であること)
  • BHAG(社運を掛けた大胆な・無謀な目標にチャレンジすること
  • 企業理念が明確で,その理念に心酔した社員で構成されること(カルト的であること)
  • 大量に試し,上手くいったことを残す

()内は少し私の解釈が入っているので正しくないかも知れませんが,興味のあるかたは原著を探ってみて下さい.

今でもこの条件は正しいだろう

ビジョナリー・カンパニーとなった企業の傾向として上記の条件があるのも正しいし,多くの条件は現在これからビジョナリー・カンパニーになりつつある,Google,Apple等の企業でもこれらの条件を意識した組織運営をしているのかも知れませんし,これから出てくる優良企業は少なくともこの条件は意識をして企業運営をしていくんだろうなとは,思いました.

今後ビジョナリー・カンパニーになる企業はこれだけで良いのか?

ここは実は謎ですね.
時代は変遷しますし,政治・経済状況は変化します.
多分に過去から現在に至るまでのコンテキストの中には戦争と地球環境の変化とか,そういったものが背景にあって,企業の顧客達が求めるものはそれらに影響されているはずです.
人口減少・高齢化とかいったトレンド以外にも今後,AIとかIoTとか医療技術の進化に伴い,顧客の求める世界観は変わってくるはずですが,それをキャッチして,「時計」にすることができるのに,上に挙げた条件”だけ”が有効なのかは,少し疑問です.
(何が足りないのかわかっていればこんなところに無駄なBlogを書かないで,とっとと起業する訳ですが・・)
22世紀にビジョナリー・カンパニーを分析してみると新しい条件が生まれているのかも知れません.

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